P08_2

食事

朝食は必ず摂り東大に挑戦しよう

朝、何も食べないことありませんか? 最近は、朝食を抜く人が増えているようですが、脳の働きを考えるならば、やはり朝食は重要です。朝は胃袋だけでなく脳も空腹の状態です。

脳は体重の2%の重さしかないのに、エネルギー消費量では18%も占めているとのことである。

また、脳のエネルギー源になるのは唯一ブドウ糖だけで、しかもブドウ糖はためておくことができないようです。ですから常に血液中からブドウ糖を補給しないと駄目なのです。血液中にあるブドウ糖の何と50%を脳が消費するようです。

朝起きたとき、脳はエネルギー(ブドウ糖)不足に陥っています。何も食べないと脳が働かないのは自明の理です。ブドウ糖は主に体の中で、ご飯やパン、めん類などのでんぷん質の食物からつくられ、次々と脳に送り込まれていきます。

朝食を食べた人と、食べなかった人と比較で、絵の記憶や単語の記憶力に関し、朝食を食べたグループがあきらかに優れた成績示した実験もあるようです。

また、一日の必要摂取量の約25%を朝食で取ると、計算能力や創造力が高まった研究もあり、これらのことからあきらかなように、朝食抜きは、記憶力は低下し、学習の能率も下がってしまいます。つまり、朝食をとるということは、脳のエネルギー切れを補給するために必要なもの、として理解し朝食をとるようにしてください。

どうしても、朝食がとりづらい人は果物だけでも食べてみてください。朝摂(と)る果物は「金」、昼摂(と)る果物は「銀」、夜摂(と)る果物は「銅」という。同じ食べるなら朝がよいようです。それでもダメなら、オレンジジュースがお勧めです。朝起きたらオレンジジュースを飲んでみてください。オレンジジュースで糖分を補充するとともに、オレンジジュースのビタミンが脳の活動を活発化します。ある調査では、オレンジジュースがIQを高めるという思わぬ効果があるようです。

食生活への理解なく東京大学受験の気力も体力もおぼつかない!

睡眠食事休養


TOP