体調管理なくして東大合格なし──眠り・食事・リラックスを仕組みにする

1 生活リズムを整える

朝6時起きを固定する


起床3時間後に脳はフル稼働。試験開始が9時なら6時起床がベスト。
‐ 起きたらカーテンを開けて日光で体内時計リセット
‐ コップ1杯の水+果物またはオレンジジュースで血糖を補給

就寝は0時までに


睡眠6時間確保が最低ライン。布団に入る直前のスマホは避け、30分前から照明を落として入眠準備。

2 睡眠マネジメント

眠気がピークなら 15〜30分の「ちょい寝」
‐ タイマーをセットし、机にうつ伏せでも可
‐ 起きたら冷水で顔を洗い、軽くストレッチ

どうしても限界なら 90分だけ深寝
眠周期1セットで起きれば頭はスッキリ。それ以上寝ると翌日まで響く。

3 朝学習のすすめ

起床後すぐに 前日の暗記物を5〜10分確認
‐ 英単語・古文単語・公式カードなどを声に出して速唱
‐ 前日に解いた数学1題を“手を動かさず”頭の中で再現
短時間でも前夜の記憶が長期記憶へ移りやすくなる。

4 食事で脳を満たす

朝食は必ず摂る
脳の主燃料はブドウ糖のみ。主食+たんぱく質+果物が理想。
例)ご飯/全粒トースト+卵 or ヨーグルト+バナナ

集中キープの間食
‐ 午後2~3時にナッツやカカオ70%チョコを少量
‐ 砂糖ドリンクは血糖急降下を招くので避ける

5 リラックスとストレス解消

毎日5分の“マイクロ休憩”
‐ 目を閉じ深呼吸10回
‐ 首・肩・手首をゆっくり回す
‐ 机周りを30秒だけ整頓

週1回は意識的に楽しむ時間をブロック
スポーツ・散歩・音楽・短編動画など“頭を使わない”活動に限定。
丸1日オフを取るなら月1回まで。終えたら即、学習リズムへ復帰。

6 実行を続けるコツ

  1. スマホで睡眠・食事・学習を簡易ログ(☆/△/×)
  2. 夕方に「今日の☆が3つ以上か」だけ確認
  3. ☆が2日続けて欠けたら、その原因を翌朝5分で修正策メモ

まとめ

  • 起床3時間前ルールで脳を温める
  • 6時間睡眠+朝食でエネルギー切れを防ぐ
  • 15〜30分の“ちょい寝”で昼以降の集中を回復
  • 週1のリラックスタイムでストレスを抜く

生活リズムを整え、脳が最高のコンディションを保てば、同じ参考書でも吸収率が跳ね上がります。体と心のメンテナンスを「学習計画の一部」に組み込み、合格への土台を盤石にしましょう。

受付時間 10:00~18:00
(土日祝日、年末年始、夏季休業日を除く)
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