ウェルズ流「東大合格マインド」
――自分だけの Study Model を組み立てる
ここで言う Study Model とは、企業のビジネスモデルになぞらえた “合格までの仕組み” のこと。
ただ漫然と勉強量を増やすのではなく、目的・方法・時間の使い方を一つのモデルとして設計し、毎日回し続ける――それがウェルズの基本方針です。
1. 自分専用の Study Model を設計する
- ゴールを数値化
- 共通テスト・二次それぞれで必要な総合得点をまず算出。
- さらに教科ごとに「取るべき点」と「許容失点」を割り振る。
- 学習プロセスをブロック化
- インプット(教科書・基礎参考書)
- アウトプット(問題演習)
- 検証(マーク管理法・間違いノート)
- 調整(計画の微修正)
- 毎週レビューでギャップ修正
- 予定比で+/-20%を超えたら即リスケ。
- 「遅れは翌週に必ず取り戻す」を徹底。
2. 教科別ターゲットを決めて“取れる問題”に集中
教科 | 目標点 | 割合 | メモ |
---|---|---|---|
国語 | 90/120 | 75% | 現代文読解で 60 点確保 |
数学 | 60/80 | 75% | 大問1・2を完全解答 |
英語 | 90/120 | 75% | 長文2題+自由英作で 70 点 |
理科(2) | 90/120 | 75% | 化学計算・物理力学を重点 |
地歴公民 | 60/80 | 75% | 論述必修パターンを暗記 |
試験本番では “得点源だけを取り切る” のが鉄則。
迷った問題に時間を投じるより、確実な問題で取りこぼさないことを最優先に。
3. 時間を制する者が合格を制す
- タイムキーパーになる
- 演習ごとに必ず ストップウォッチで計測 → 問題番号横に記録。
- 短距離と長距離を組み合わせる
- チョビ勉:暗記や計算を 10〜15 分 × 3 セット
- ドカ勉:二次レベルの大問を制限時間フルで演習
- 時計を見ずに体内タイマーを鍛える
- 過去問演習に慣れたらあえて時計を伏せ、終了時刻の誤差をチェック。
4. 「一流アスリート思考」を取り入れる
アスリートの習慣 | 受験での置き換え |
---|---|
ウォームアップを欠かさない | 5 分のチョビ勉で側坐核を起動 |
基本練習を繰り返す | 教科書レベルを完全暗記→無敵科目化 |
試合で全力を出す | 模試でも本番同様に時間・配点を意識 |
記録を追い続ける | 解答スピードと正答率を毎回更新 |
ポイント:日常のルーティンを「試合仕様」に近づけるほど、本番のパフォーマンスは安定します。
5. 今日からできる3つのアクション
- 教科ごとの目標点シートを作り、机に貼る。
- ストップウォッチ学習をスタート:最初は1問だけ時間計測。
- 毎週日曜の夜に、計画⇄実績を5分でチェック&修正。
まとめ
東大合格は、才能よりも モデル(仕組み) の精度と回転数で決まります。
ゴールから逆算した Study Model を今日設計し、まずは1週間、時間計測とレビューを回してみてください。モデルが動き始めれば、得点は自然に積み上がります。